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JA2GZZ Shizuoka Japan. GL:PM95KF

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1KW免許申請hp

アマチュア無線線局の指定事項変更工事

2018/03/28
2011/11/09

 目 次

概 要

事前提出書類(電子申請時)

その後提出書類(郵送・他)

突然のアクシデント

国の検査当日(2010年11月9日)

マイ シャック(2010年11月9日検査時)

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概 要
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当局の無線従事者免許証 1アマ、2アマ、電話級 - 当時は郵政大臣の免許でした・・・ アマチュア無線局の最高出力が1KWまで許可されるようになったのは何年前だったのでしょうか? あの頃はまだ働き盛りでアマ無線どころでは無かった気がします。若い頃は人ごとだった ”定年” や ”年金” が自分のことになってきた昨今ですが 一発奮起し指定事項変更届けを提出しました。振り返ってみると500W免許を貰ってから30年以上経過しているので年も取る訳ですね。主力は 14MHz SSB/SSTV DXでそれ以外のバンドは運用頻度も少なく何ら不自由しないが 従来の500W局を思い切って1KWで指定事項変更、ついでに未知のデジタル電話モード も追加申請することにしました。 尚、お断りして置くが私はDXCCのカントリー集めや めんこ集めはやっていない、自慢じゃないがDXCCアワードすら申請していない。専ら SSB や SSTV DXラグチューを楽しんでいるだけです。2010/1/22 の 電子申請から2週間ほどで東海総合通信局から 無線局指定変更・変更許可通知書 が送られてきたので早速 試験電波の発射届 を提出しました。昔はいつまで経っても電監から反応が無くて痺れを切らし電監に電波法には「速やかに免許を与えなければならない」と規定されているが年単位の待ちでは電波法に違反している・・・との苦情を言ったのが思い出され ます。

 3.5M/1KWで試験電波を出したところXYLから「TVIが出る」とのブレークが入った、ムムーー 恐れていた事が起きてしまった! ご近所からハンコを貰わなければならないのに大変だ! 1KWでの試験電波発射は中断し根本対策を実施することにした。ネットで "I" 対策の情報を 色々検索したりその筋のOMさんに尋ねたところ、当局の頭に入っている "I" 対策方法ではなく1990頃からCQ誌等で話題になった方法が今日では "I" 対策の主流らしい。 その頃は既に500W免許を貰っ た後だったので当局には興味のない話題で知りませんでした。

当局の頭の中:アース 線は表皮効果の期待できる極太同軸ケーブルの外側編線等を使用し高周波的に確実にトランシーバーやリニヤー等をアースする。

最近の考え方トランシーバーやリニアーは高周波的には浮かし直流的 なアースのみを取る。つまりCMFを随所に挿入し同相電流を極力減らす。

 
クリックで拡大 クリックで拡大 クリックで拡大
ANT1~ANT4用CMFフィルター最終版#3

耐電力:9KW PEP × 4回路、巨大コアーとテフロン同軸使用  

 

(対策 )キーワードはCMFコモンモードフィルター

1.シャック内無線機の配置#2 を再検討(スチール棚とリニアーの間に極力隙間を空ける)

2.トランシーバー出力やリニヤー出力にCMFフィルターを追加する。

3.トランシーバーとリニヤーを繋いでいるスタンバイSWとALC配線にもCMFフィルターを挿入する。

4.全てのアース線にCMFフィルターを追加する。

5.手動式の MFJ-986アンテナチューナーをマイコン制御のオートチューナーに 改造 し使い勝手を改善する。(8月に完成)

注.各 CMFフィルタ ー#2 は自作しました、外形 φ 67のTDK製 K6A材 大型コアーを2段、3段重ねで使用 クリックで拡大(#2試作品) クリックで拡大(#2試作品)

 

■ 自作 コモンモード電流検出器 を併用しながら対策の結果、前出3.5MのTVIもピタッと止まり対策の効果が実感できた瞬間でした。 無事半径50m以内にある11軒のお宅より TVI/BCI等の調査票 に印鑑を貰うことができました。

 

 

 

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事前提出書類(電子申請時)
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電子申請時の提出書類は次の通りです。

電子申請書類:

    ・変更申請書(shinsei.zip)

添付書類:

    ・送信系統図.pdf#2

    ・付属装置系統図.pdf

    ・付属装置の諸元.pdf

    ・アンテナ設置状況.pdf

    ・電波防護指針に係る適合確認の計算書.pdf

    ・周辺地図.pdf

 電波防護指針の計算はフリーソフトの 局免印刷 を使って計算しました。総合通信局からは 「場合によると1KWまで許可できない事もある」 と言われていましたが幸いにも基準値以下でした

  【注1】2018/3/28 現在Windows 10では局免印刷が動かないので:
     ① 以前のVB/VCランタイム XTRM Runtime をインストールする。
     ⓶ kyokumen270.EXE ダブルクリックでインストールせず、7-Zip等のソ フトで適当な
      ホルダーに圧縮解凍して、ホルダー内の KyokuMen.exe のショートカットを作り
      これをダブルクリックすれば局免印刷が起動します。


 変更申請当時の 電子申請Lite は下記の通り、使い物にならない仕上がりでしたが、2013年2月に移動局&固定局の再免許申請をした時点では下記で指摘した「不具合」が改善されていて余分な事に気を取られる事もなくスムースに電子申請が行えました・・・やっと実用レベルに達した感じです。電子申請Lite 覚書 2010年9月現在(2013年2月時点で全指摘項目の改善を確認

・申請書の書式(ホーマット)が比較的短期間で部分修正されていて変更後の新旧互換性が考慮されていない。従前データを利用して「ファイルから読込む」で過去に入力したデータ の部分修正をして今回の申請を行いたい訳だが、ファイル読込み時の新旧ホーマットチェックが甘く、結果現行Liteプログラムでは処理できない 旧データも取込んでしまいLiteプログラムから的確なエラーメッセージも出ないので永遠の迷路に迷い込む危険性が多大。

 

(考察)

 ▼新旧ホーマットチェックを厳密に行うと結局5年前の免許更新に使用したデーターは今回パソコンに取込めず申請書の全項目を手入力する羽目に陥る。

 ▼甘いチェックにして互換性のない旧データをも読込ませると前叙のように現行Liteプログラムでは永遠の迷路に迷い込んで申請処理完了できない。

  ▼現時点では一歩間違うと たかがA4数ページの申請書記入に数日を費やす泥沼にはまり込む危険性大。(民間ではこの様な作りのソフトはとうの昔に自然淘汰されている)

 ▼ASMやCコンパイラーのように2パス方式を採用し①元データ入力時は文法エラーチェックをしないで申請書全体の必要項目を短時間で入力できるようにし。②2パス目で厳密・完全なエラーチェックを行い不正箇所を的確にユーザーに知らせる方式にし、Windowsに準拠したユーザーインターフェースを採用すれば「使えるソフト」になって ”電子申請者人口” は増えると思うが・・・

・パスワードの有効期限は6ヶ月(ヘルプデスクに電話すると新パスワードが郵送される)

・間違ったパスワードで10回以上ログインするとパスワードが無効となる(ヘルプデスクに電話すると新パスワードが郵送される)

・郵送で送られてきた①パスワードはそのまま使用できない。①で 一旦 電子申請にログインし 自分なりの②パスワードに変更すること。「申請・届出」→「照会・変更メニュー」→「照会・変更」→「ログイン画面」初回は①、2回目以降は②を使用してログインする。

・「申請履歴照会」 時は何も入力しないで「検索」ボタンを押すこと。(問い合わせ番号や電子申請番号を入力しない)

・殆どの人々が Windowsパソコンの一般的ユーザーインターフェースを体で覚えている今日だが電子申請ではこの Windowsの一般常識が通用しないためあらゆる場面で操作エラーとなってしまう。操作ミスなく電子申請を完了する早道は次の通り:各自が会得している Windowsの一般常識を忘れる? 又は ヘルプディスクに電話し申請開始~完了まで電話をつなぎっ放しにして都度画面操作方法を教えて貰いながら電子申請を行う。 時間を持て余している環境のOMさんは前叙の数日を費やす泥沼にはまり込んで時間つぶしをするのも良いかも。

 

 ▼電子申請Liteはインターネットエクスプローラーで使えるが、これを起動したとたんに気に入らない、モニター全画面表示で起動する、Windowsではアプリケーション起動時の画面サイズが3種類(通常のウインドウ、最大化、最小化)選べるが Liteは常に全画面表示で起動する…OSの配下で動作する単なるアプリケーションにも拘わらずOSの分担すべき機能に口を出している。案の定前叙のようにWindowsの一般常識が通用しない作りになっていて大変使い難い。電子申請Liteの制作者は 「主人は電子申請Liteでその配下に民間企業であるマイクロソフトのWindows OSがあるべき」 と思っているのかな?

 

 

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その後提出書類(郵送・他)
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  無線局指定変更・変更許可通知書 と共に次の説明文と書式サンプルが同封されていました。

試験電波の発射届 の提出 ・・・ 速やかに提出すること

TVI・BCI等の調査票 の作成(半径50m以内にあるお宅)

送信機予備データー#2 の作成

無線設備変更工事完了届 及び上記②、③の提出

 注:国の検査を希望する場合は11,650円の収入印紙を貼付、登録点検事業者に委託の場合は2,550円を貼付る。

⑤ 国の検査を希望する場合は変更工事完了届提出時に「検査希望日」をメモ用紙に記載し同封する。

 

(補足)① を提出した後に試験電波を発射できます。②③ は変更工事中に順次作成します。変更工事が完了したら ④⑤+②③を提出します。

  此処で一つの問題に気付いた。 久しく使っていなかったエレキーをドランシーバーに接続した所CWが出ない、内臓電池が液漏れを起こしている。電池交換でエレキーは事なきを得たが、次の問題が発覚! エレキーが打てない! 体がキーの打ち方を完全に忘れてしまったようだ、トンツー符号が打てなくなってしまっている、慌てて身体検査?をした所 縦振れ電鍵なら体が覚えている、所が昔は何台もあった縦振れ電鍵は遠の昔にローカル局にQSYしてしまっていて持ち合わせが無い・・・

 

 その他 ネット上で見かけた事項(東海総通からは求められなったが…)

・コモンモードフィルター装着は必須
 (念のため変更申請時に資料添付した)

・近隣の地デジ対応状況
 (念のため変更工事完了届時に資料添付した)

 

 

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突然のアクシデント
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変更工事完了届提出の翌日にリニアーアンプ故障(修理不可能)のトラブルに見舞われました…嘘のような本当の話

 東海総通からの変更工事許可は速やかに発給された訳だが、その後急に本業が忙しくなってしまいそのままになっていた所、9月初めに東海総通から進捗状況確認のTELをいただきました。諸々の書類準備を完了し9月10日(金)に変更工事完了届をポストに投函し、後は国の検査を待つばかり
所が翌 11日(土)に500W免許最後の交信記念に14MHzでQRVしようと思いTL922のバンドを切り替えた所「回転」具合がおかしい、何となく接点が機械的に引っかかっている感じだ、何とバンドスイッチ(ロータリースイッチ) の接点が 溶解 してしまった! 翌日曜日に行きつけのハムショップへ出向き、保守部品の注文をしようとしたら、古い機械なのでメーカーに部品在庫が無い可能性有りとの回答 、兎も角週明けに在庫確認をお願いした。 結果 部品在庫無しとの回答で修理しようにも永遠に修理不可能! 振り返ってみると大小様々なトラブルに見舞われたものだ。

・14/21M デュアルバンド八木214Fの反射器エレメント変形(未修理)
・ANTローテータ#1不調(修理済み)
・ANTローテータ#2不調(修理済み)
・TL-922 バイアス用ツエナーダイオード破損(修理済み
・TL-922 15Aヒューズ切れ(20A *200V=4KVAに交換済み)
・TL-922 グリッドNF用RFC焼損(NF回路撤去&ヒータ回路配線改造)
・TL-922 ヒータ回路RFC 発熱の為 絶縁劣化(新品交換)80W必要だったドライブ電力が30WでOKになった。
・TL-922 平滑コンデンサ付属高圧バランス抵抗の足断線(修理済み)
・精密級ダミーロード(50Ω300W) 連続過大入力にて焼損(高価な品がパー)
・バード高周波電力計プローブ接触不良(修理済み、直って一安心)
・3月に新品購入したパソコンの M/Bが(1ヶ月以内で)不良になった!
MFJ-986 ANTチューナーの SWRクロスメータ不良(4月にWから保守部品取寄せ修理済み)
MFJ-986 ANTチューナーを AUTOチューナーに 改造中 だが未完成に付き 結果 ANTチューナーが使えないHI(8月に完成)

・TL-922 出力回路 47pF 3KV 焼損(修理済み)
変更工事完了届をポスト に投函した翌日 TL-922 バンドスイッチ破損(メーカーに保守部品在庫無し! )→ 事後談

 これで落成検査を受ける前から「不合格」が確定してしまった! 大変だ!

13日(月)朝には変更工事完了届が東海総通に届いているので朝一に電話し相談の結果、当該電子申請を取り下 げた 上で再度電子申請を行うこととなりました。 意気銷沈しながらハムショップへ行き、急遽 ICOM IC-PW1を購入する事にしたが TS-940Sとは相性が悪いとの事で ついでに店頭展示品の IC756ProIII も購入した。アマチュア無銭家の私にとっては突然に多額の出費で頭が痛い。シャックの入替は日曜日で亭主は留守番の時に行う予定、新旧入替台数はエキサイターとリニアーの計2台、入替作業さえ見られなければ台数は変わらないので XYLに気付かれない事を祈る 、気付かれたら第2のトラブル発生の恐れがある・・・

 

  再度電子申請を行いましたが 「 電子申請Lite 覚書 」で述べたように先ず「取下げ願い」でパスワードの有効期限は6ヶ月制限に該当し、次に再度発給された①パスワードでログインしようとしたためパスワード10回制限に該当しそうになり・・・ 思い出せばこの2月に行った初回変更申請時はその2年前の免許更新時に電子申請したデーター(この間に書式変更されていたことが後日判明)を流用したが、Liteプログラムから的確なエラーメッセージがなくて申請処理が完了できず永遠の迷路に迷い込み数日間を浪費したのが思い出されます。

 

 ■ IC756ProIII はメーカー整備を完了し 9月20日に入荷、待ちに待った IC-PW1が 9月30日に入荷したので10月1日からデータ取り及びTVIの再調査を行う が1軒のお宅で2月のTVI調査以降「地デジ対応TV」に買換えがあり ついでにDVDホームシアターも購入され、このDVDホームシアターに "音声" の混入が認められたので 対策 を行った。10月12日付けで変更工事完了届を提出し、国の検査日は11月9日午後からに決定。

 

 

 

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国の検査当日(2010年11月9日)
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検査に備えて準備しておく書類

・無線従事者免許証

・無線局免許状

無線局指定変更・変更許可通知書

・無線検査簿(30年前の500W局検査時の記録が記載されている) 最近は総通側より 無線局検査結果通知書 が交付されるので無線検査簿は用意する必要なしとのことでした。

・電波法令集抄録(必須ではないが念のため)

・電子申請書の写しハードコピー

・申請時提出した添付書類の写し

・試験電波発射届けの写し

・変更工事完了届けの写し

・完了届け時提出した添付書類の写し

11月9日午後 検査官の方が到着し検査が始まりました。

・無線従事者免許証

・無線局免許状

無線局指定変更・変更許可通知書

・無線検査簿(30年前の500W局検査時の記録が記載されている) 最近は総通側より 無線局検査結果通知書 が交付されるので無線検査簿は用意する必要なしとのことでした。

・電波法令集抄録(必須ではないが念のため)

・電子申請書の写しハードコピー

・申請時提出した添付書類の写し

・試験電波発射届けの写し

・変更工事完了届けの写し

・完了届け時提出した添付書類の写し

 

・ 無線従事者免許証確認

・ 無線局免許状確認(検査終了後 旧免許返納、新免許交付)
・ 書類審査 (工事設計書と実機の一致性確認)

・ 出力電力検査(ダミー 負荷および実ANT負荷)

・ TVIおよびテレホンI 等がないことを検査

・ 実運用状況検査 - CQを出し実際の運用を行い その時 送信装置に異常がないことを確認

  約2時間で全ての検査が終了しました。無線設備変更工事完了届に張付けた収入印紙は 11,650円でしたが2名の検査官および運転手の計3名の方が250Km離れた名古屋から遙々お出でになり その出張費用を考えると何か申し訳なく感じましたHI

検査結果

 検査終了後交付された無線局検査結果通知書無線局免許状の通り 検査合格し 、これで全ての指定事項変更工事が完了しました。

 

編集後記

 30年前は兎も角 電監の対応が遅かったが今回は突然のハップニングがあったにも拘らず都度迅速かつ的確な指示・対応をして頂き、時代の変遷と共に総通の対応が改善されているのを肌で感じました。多分組織としての進化及び運よく今回優秀な技官に担当戴いた結果と思います。(検査終了後、おいで戴いた技官の皆様には率直にこの感想をお伝え しました)

検査不合格にならない為のポイント

リニアーアンプとアンテナ同軸間へのコモンモードフィルター装着は必須(ケチらず極力高性能な物を、# 2)

・ 自宅及び半径50m以内のお宅のTVI、BCI、テレホンI、アンプI 等の 対策・確認を確実に行うこと。安物の電話機等でどうしても "I" 対策が出来ない場合は発想の転換で、別の物を自己負担で購入し此に対策を施した上で交換して貰う。

・ 送信機予備データー作成時 申請した 出力電力を超えない設定状態を把握し、この状態で受検すること。

・ 当り前だが、工事設計書と実機が同一のこと。

・ 欲をかいて使わない物まで申請しないで必要な物だけ申請すること。

データーとは正直なもので、これらをしっかり押えておけば「検査合格」します。

・ 基本的に国の検査でも登録点検事業者の検査でも「厳しさ」は同じ。(手数料の安い国の検査がお薦め)

 

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マイ シャック(2010年11月9日検査時)
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2010年2月変更申請時
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