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VHDブートvhdboots

Windows 8/7 VHDブート機能の使い方

2013/2/10

【筆者注釈】本稿は Windows 8 発売前に執筆されているので、今日の状況と合致しない文面となっていますが悪しからずご了承ください。今日では、Windows 10/8 Pro をインストールしたPCにVHDファイルで Windows 7 Ultimate をインストールするのが現実的でしょう・・・(以下 Windows 7 Ultimate x64 が親OSの場合)

 

 Windows 8 Pro そして Windows 7 Ultimate と Enterprise 及び Windows Server 2008 R2 でサポートされている表題機能を使ってVHDファイル上にOSを新規インストールする方法を紹介します。勿論このVHDファイル(ディスク)からもブート可能で Windows Vista/XP/9x 時代と違った形でPCのマルチ ブートを実現できます。因みに当局のPC(Windows 7 Ultimate)はこの機能を使っ た W8x64/W7x86/W7x64トリプルブート構成となっています。

 

 賢明な読者は既にお気付きと思いますが、この方式の特徴は「PCに現用主力OSをインストールたまま、PCを再起動するだけで他OSに切り替えれる」点にあります。別の言い方をすると Windows8の評価専用PCを準備しなくとも(現用PCのみで)Windows8の評価や Windows7 32/64ビットOSを動作させれます。勿論 VMware Player 等の仮想マシンと異なりPCの処理速度を犠牲にすることなくフルスピードで走ります。既にあるVHDファイルのOSをマウントする方法と、新たにVHDファイルを作成しながらOSをインストールする方法がありますが、ここでは後者の方法で Windows8を新規インストール して行きます。


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VHDファイル(ディスク)上に Windows8(/7) を新規インストールする

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 対象マシンは Windows Vista READY 以降のハード構成でDドライブの空き容量が 100GB 以上のPCを使用します。事前に これからインストールする Windows8用 VHDファイルの(Windows7上での)格納場所とファイル名を決めてください(例)D:\ETC\VHD\Win8_C.vhd(Windows7上で)

 

 

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 Windows8のインストールDVDでPCを起動します【注1】【Windowsのインストール】のウィザードが表示された時点で [SHIFT][F10] キーで コマンド プロンプトを開きます。ここで diskpart と入力するとプロンプトが DISKPART> に変わり "ディスクパーティション管理" モードになります。

 

 

(例) X:\Source>diskpart

 DISKPART>

 

@ VHDファイルを作成するボリューム(ドライブ名)を確認する。

DISKPART> list vol

 

A VHDファイルを新規作成する。(既に作成済みの場合は省略可)

DISKPART> create vdisk file=<VHDファイルの絶対パス> maximum=<VHDファイルのサイズ(Mbytes)> type=fixed

   ↓ D:\ETC\VHD\ ホルダーにファイル名 Win8_C.vhd ファイルサイズ 64GB容量固定VHDファイルを作成。

(例)DISKPART> create vdisk file=D:\ETC\VHD\Win8_C.vhd maximum=64000 type=fixed

 

B 作成したVHDファイルをマウントして、インストーラが新しいディスクとして認識できるようにする。

DISKPART> select vdisk file=<VHDファイルの絶対パス>

(例)DISKPART> select vdisk file=D:\ETC\VHD\Win8_C.vhd

 

DISKPART> attach vdisk
DISKPART> exit

 

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  "exit" でコマンド プロンプトを閉じたらインストール作業を進めます。【Windowsのインストール場所を選択してください】の画面で 作成したVHDファイルが未割り当て領域のディスクとして見えている筈なので、通常の Windows7/Server 2008 R2のインストールと同様このディスクを選択してインストール作業を進めます。

 

 

 

 

 

 

 OSのインストールが完了しPCが再起動すると、新たにインストールしたOS(Windows Developer Preview) ブート マネージャー に追加されています。インストールされている複数OSの中の何れをブート マネージャーの既定値とするかは次の要領で設定します。

 

    ・[コントロール パネル]→[すべてのコントロール パネル項目]→[システム]→画面左側の [システムの詳細設定] をクリックする。

    ・[システムのプロパティ]→[詳細設定]→[設定] をクリックする。

    ・[起動と回復] 画面で [規定のオペレーティングシステム] 欄の ▼ タブ を押して次回起動するOSを選択する。

 

旧バージョン(v2.02)には フリー版があります。ブート マネージャー編集ツール EasyBCD

 

【注1】もし Windows8のインストールDVDからインストール プログラムが自動起動しない時は、パソコンのBIOS設定で、起動ドライブ順が @DVD AHDD と、DVDの起動順がHDDより優先するようBIOSを設定してください。外部お助け隊:CD-ROM、DVD-ROM から起動

 

(参考)将来 Windows8のインストールディスクを必要とするメンテナンスを行いたい場合は 前記 DISKPART> 画面で Aを飛ばし Bへ進みます。既にお気付きと思いますが 親OS上からは単なるファイル(D:\ETC\VHD\Win8_C.vhd)なので このコピィーを取って置けばこれが Windows8全体のバックアップファイルとなります。

 

 

(高度な設定)− 無知の人が誤操作すると全てのOSが起動しなくなる危険性があります!

 

[ディスクの管理] でドライブレターの修正例【危険・操作要注意】マルチブート環境にすると現在起動中の C:システムドライブ以外のドライブが適当なドライブレターで割り振られています。例)本来の D:が G:になっていたり他OSのシステムドライブが D:になっている等々で、本来の D:は D:に、E:は E:に、他OSのシステムドライブは後半の W: X: Y: Z: 辺りへ移して隠しドライブに設定したくなります。 ディスクトップの(マイ)コンピューターを右クリックし [管理] → コンピューターの管理画面の左列の [記憶域] → [ディスクの管理] をクリックし、右画面で変更したいボリューム(ディスク)を右クリックし [ドライブ文字とパスの変更] で好みのドライブレターに変更します。(更に高度なヒント)ドライブがロックしているとドライブレターを変更できません、如何にすればロックを外せるか良く考えて下さい。Cドライブ以外のドライブレターは全て変更可能ですよ・・・

 

クリックでダウンロード Windows 総合カスタマイズ ツール いじくるつくーる

 

 

 

 

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 既にあるVHDファイルのOSをマウントする方法

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 既にOSがインストールされているVHDファイルを ブート マネージャー に追加する方法を紹介します。管理者権限 コマンドプロンプト を起動します。試しに bcdedit を実行してみてください。現在のブート可能な情報が一覧として出力されます。

 

  C:\Windows\system32>

  C:\Windows\system32>D:

  D:\>

 

1.D:\>bcdedit

        ==ブートローダーの一覧が表示される==

@ identifier {default} の description は "Windows 7 Ultimate x64 (Main)"

A identifier {current} の description は "Windows 7 Ultimate x86 (VHD)"

B identifier {28b6c3e6-3399-11df-a7a6-823f26c0a3b6} の description は "Windows Developer Preview"

 

 

2.一覧表示の中から identifier が {current} のコピーを作成します。

文法:D:\>bcdedit /copy {identifier} /d "新しいdescription"


 D:\>bcdedit /copy {current} /d "Windows 8 Pro x64 (VHD)"
 エントリーは {yyyyyyyy-yyyy-yyyyy-yyyyy-yyyyyyyyyyyyy} に正常にコピーされました。


 

3.コピーできたら、このエントリーと今回マウントしたいVHDファイル Win8_C.vhd をフルパスで関連付けます。


D:\>bcdedit /set {yyyyyyyy-yyyy-yyyyy-yyyyy-yyyyyyyyyyyyy} device vhd=[D:]\ETC\VHD\Win8.vhd
この操作を正しく終了しました。
D:\>bcdedit /set {yyyyyyyy-yyyy-yyyyy-yyyyy-yyyyyyyyyyyyy} osdevice vhd=[D:]\ETC\VHD\Win8.vhd
この操作を正しく終了しました。

【注意】vhd ファイルの格納先ドライブレターが [D:] [] で囲まれています。

 

 参考:

 以上でこの VHD から起動できるようになりました。

 

 

物理ディスクのドライブをVHDファイルに変換するツール物理ディスクのドライブをVHDファイルに変換するツール Disk2vhd

 

 

 

 ここで紹介したVHDマルチブートは Windows8を使用中で64ビットも欲しいが32ビットも瞬時に切り替えて両方使用したい方 又は Windows7も残して置きたい方に最適です。

 

 

 

 

 

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肥大化したVHD仮想ハードディスクのコンパクト化

(Host=Windows 8、Guest=Windows 7 の場合で説明)

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 暫く使用していると徐々に肥大化してくる容量可変型VHD仮想ハードディスクのサイズをコンパクト化するには次の3項目を順次実施します。

 

1.ターゲットの仮想 Windows 7(VHD)を起動する

  前準備として、チェックディスク、ディスククリーンアップ、最後にディスクデフラグを実行し、これらが完了したら Windows 7(VHD)をシャットダウンしホストの Windows 8を起動します。

 

2.空き領域にゼロ(0)を書き込む

  ・エクスプローラーで D:\ETC\VHD\Win7_C.vhd ファイルを右クリック マウント をクリックします。 するとマウントされた vhd ファイルがこのコンピューターの最終ドライブ(例)ローカルディスク(G) として認識されます。(自分のPCでは E、F、G、H...何処のドライブとして認識されたか覚えておくこと)

  ・SDelete をダウンロード・圧縮解凍し D:\ETC\VHD\SDelete\ ホルダーにコピーします。

  ・コマンドプロンプト を管理者モードで開きます。

  D:\ETC\VHD\SDelete\SDelete.exe -z G: とタイプしてローカルディスク(G)の空き領域にゼロ(0)を書き込みます。

     クリックで拡大

  ・エクスプローラーでローカルディスク(G)を右クリック 取り出し(J) をクリックし、仮想ディスクのマウントを解除します。

 

3.仮想ハードディスクを最適化 (コンパクト化) する

  ・コマンドプロムプトを管理者モードで開き、次のコマンドを順次実行します。

  ・D:\>DISKPART

  ・DISKPART> select vdisk file="D:\ETC\VHD\Win7_C.vhd"

  ・DiskPart により、仮想ディスク ファイルが選択されました。
  ・DISKPART>
compact vdisk
  ・ 100% 完了しました
  ・DiskPart により、仮想ディスク ファイルは正常に圧縮されました。

     クリックで拡大

 

 

 

 

 

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 TIPS: VMware Playerの vmdk仮想ディスクの圧縮

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1.VMware Playerでターゲットの仮想マシンを起動する

  前準備として、チェックディスク、ディスククリーンアップ、最後にディスクデフラグを実行し、次に空き領域にゼロ(0)を書き込む為:

      ・SDelete をダウンロード・圧縮解凍し任意のホルダーにコピーします。

  ・コマンドプロンプト を管理者モードで開き、SDelete.exeを解凍したホルダーに移動します。

  SDelete.exe -z C: とタイプしてローカルディスク(C)の空き領域にゼロ(0)を書き込みます。
      ・処理が終わったら仮想マシンをシャットダウンします。

 

 

2.仮想ハードディスク vmdkを圧縮する

  クリックで拡大

  ・VMware Playerを起動しこれから圧縮したい仮想マシンを選びます(起動しない)

  ・次に画面右下の [仮想マシン設定の編集]をクリックします。

  クリックで拡大

  ・[ハードウエアー]→[ハードディスク]→[ユーティリティ]→[圧縮] をクリックする。

 

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